ドラゼミ

「ノートがきれいに整理されている子は勉強ができない」って・・・。

そんなこと絶対にあるわけないじゃない!
誰もがそう思うかもしれませんが、でもこれは事実です。

何色もカラーマーカーを使い、重要なところに赤線を引いた、綺麗な完璧なノートを作る子の点数が、意外に伸びず苦労しているケースを多く見かけます。

なぜか?

このノートをいつ書いているかと言えば、多くは授業中です。

教師が黒板に板書したものを、きれいに写して書かれています。
そう「写して書いている」のです。

子供たちのこの”写すという行為”には思考が伴っていません。
「きれいにノートへ写す」という作業だけで、整理しながら理解しようという思考が伴っていないのです。

そして、きれいに書かれたノートを見て子供は、「勉強をした」と満足します。
ですが、知識としては、ほとんど定着はしていません。

その結果「勉強した」けど「わからない」となってしまいます。

出来る子供のノートの使い方は、それとは少し異なります。

同じような整理用ノートは作ったりもしますが、主に使うノートは記憶用ノートです。
要は、「覚えるために書く」ノートのことです。

問題演習や重要語などを覚えるために、何度も何度も書いてあります。
その場で覚えるために書いているのですから、マーカーなどで着色も無く、煩雑に書かれています。

ですが、このノートを書いている時には「思考」が伴っています。

私は、きれいに書かれたノートを否定している訳ではありません。
丁寧にノートを書くことはそれ自体大切です。

ただし、そのノートをどうやって使うかが重要なのです。
できない子供の多くは、「きれいなノート書く= 勉強が終わり」なのです。

お子様のきれいに書かれたノートを見て「勉強してるな」と思うのではなく、その過程で「思考が伴っているか」を観察し、アドバイスしてあげて欲しいと思います。

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