ドラゼミ

子供の学習指導の上で、一番大切なことは「誉めること」だと感じています。

以前指導していたお子さんは少し学習障害がありました。

性格はいい子なんですが、勉強となると、集中力が極端にありません。集中できて10秒程度・・・。

少し分からない問題があったり、答えが間違っていると、途端に頭を抱えて騒ぎはじめ、寝っころがってしまいます。
おまけに一度寝ころぶと起きてこない・・・。

学校の先生もどう教えていいのかわからないと、父兄に相談に来たようです。
(学校の先生がそれを言ったらお終いなのですが・・・)

でも指導していく中で発見したことがあります。 それは「極端に褒めてあげる」ことで、学習に対する意欲がグンッと上がる、ということでした。

学習の中で、ほんの少しでも進歩が見えたらすかさず褒めてあげます。
すると、途端にテンションが上がって学習に対する意欲が高くなりました。

褒められてもその子の態度は、「別に・・・」といった感じなのですが、口元が僅かにニヤケて喜んでいるのがわかります。
(こうゆうところは未だ幼いくてカワイイところでした)

彼の場合はこれまで「勉強しなさい」とか「頑張りなさい」と言われ続けてきたため、勉強に対する異常なまでの拒否反応が起きていたように感じます。 (まあこの状況をみれば、親御さんも言わざるをえないことも十分にわかりますが・・・)

しかしこの事は、彼に限ったことではありません。 勉強が出来ないお子さんは普段、怒られこそすれ、あまり誉められた経験がありません。
怒られ続ければ、苦手な勉強が益々嫌いになってしまっています。

親としては、どうしても悪い部分だけが目に付いてしまいがちですが、ほんの少し見せる成長部分を大きく誉めてあげてください。きっとお子さんの態度に変化が見られると思います。

しかし普段怒ってばかりいる状況で、急に「誉めること」は、決して簡単なことではありません。
親御さん自身の気持ちも切り替えないといけませんね。

誉めるコツとしては、小さなことでも大袈裟に誉めることです。
例えば、汚い字で書かれているノートの中で、ある漢字が他のより綺麗に書いてあったとします。
全体を見れば決して誉められるようなノートではありませんが、その文字について「この字キレイに書けてるねー!」っていった具合です。

一度誉めただけではダメです。誉める側も根気が必要です。
ですが、誉められ続けた子供のヤル気は、必ず向上します。

そして少しでもヤル気がアップすれば、次第に子供自らの行動が現れてきます。

この変化が次への成長に繋がるように、継続して愛情を注いでください。