ドラゼミ

国語力とは、文章を読む力と理解する能力のことだと私は思います。

この力は、国語の教科に限ったことではなく、全ての教科で必要となる能力です。

できない子供は、例外なく文章を読むことが苦手です。

文字を音として拾うことに一生懸命で、その意味を理解できていません。
極端な例で言いますと、「あした」を読むときに、「あ」と「し」と「た」と読んでしまい、「明日」と理解できないと言う事です。

そんな馬鹿なと思われるでしょうが、文字を拾うのに全精力を使い、文章を理解できない子供は以外に多いと感じます。
要は、読む力がなければ理解する能力は芽生えません。

この読む力を養うには、幼児期からの読み聞かせが効果的ではないかと思います。
小さい頃(幼稚園や小学低学年)にお母さんに多くの本を読んでもらっていた子供は、文字を認識する能力が高く、言葉を理解する力も付いています。

次に、読書をさせることは、読む力を付けるのにとても大切です。

文字に慣れるには文字に触れていくことしか方法がありません。
ですが文章が苦手な子供は、読む行為が嫌いなので読書させること自体が大変です。
実際、漫画すら読まない子供も見かけます。

読書の苦手な子に難しい本を読ませる必要はありません。
私の提案としては、その子が最も興味のあるものを読ませるというのはどうでしょうか。

お子さんが野球部で野球が大好きなら、写真やイラストの多い野球関連の雑誌などを、本人に選ばせ買ってあげれば、意外に読み始めるものです。

私の生徒で恐竜が好きな子供がいて、両親が恐竜の辞典を買ってあげたら、あれほど文章を読むことが嫌いだったのに、毎日寝るまで読みふけっていました。
好きだということは何にも勝りますね。

授業で問題を解かせている時に、3行程度の問題文をなかなか理解できない子供がいます。
その様子を見ていると、たどたどしく文章を読む(発声する)のですが、頭のなかで、文の構成が組み立てることができず、終わりまで読んでも、全く文章を理解できていません。

これは、冒頭でも述べたように、読む(発声する)ことに神経がいってしまい、文を理解する余裕が見られなくなっています。

この場合、指導方法としては、文章を終わりまで一気に読ませるのではなく、句読点ごとに何を指しているのかを理解させ、それが出来たら次へ読み進めていく方法が良いと思います。

特に数学や理科などでは、句読点ごとの文章が示す、図や事柄を、指で指させたり、書かせたりして視覚的にも理解させていくと、子供が整理しやすくなります。

指導を繰り返すことで、この程度の文章なら読み方のコツが掴めるようになります。